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各地の名所を巡る

いろんな端「宗谷岬」HEADLINE

「日本最北端の地 宗谷岬」北海道稚内市宗谷岬

     

日本最北端の地の碑は、北緯45度31分22秒、宗谷岬の突端に建てられています。
碑は、北国のシンボル北極星の一稜をかたどった三角錐をデザインしたもので、塔の中央にあるNの文字は「北」をそして台座の円形は「平和と協調」を表しています。 
岬には「日本最北端の地の碑」や「あけぼの像」、「祈りの塔」や「旧海軍望楼」、「平和の鐘」など、数々のモニュメントや建造物があります。


旧海軍望楼
ロシアとの国交が悪化し始めた1902年(明治35年)に旧帝国海軍が建設。

1904年(明治37年)日露戦争が勃発するとすぐに海軍無線電信所が設置され、ロシア艦隊の海峡通過を監視し、
1929年(昭和4年)まで機能を果す。

稚内では、明治年代の建築物で唯一現存するもので、市の有形文化財に指定されています。

 祈りの塔
1985年(昭和60年)9月1日、大韓航空機事件での遭難者の慰霊と世界平和を願い建立される。

塔は、鶴が羽を広げ天空に首を持ち上げる姿をしており、事件の真相と真の平和を鶴の様に首を長くしてねがいを求める様子を表しており、19.83mある塔の高さは事故発生の1983年を、16枚の羽は遭難者の16か国の母国を、269枚の総張石は遭難者269名を表しています。

また、くちばしの方向は事故海域のある方角を向いており、角度は事故海域の緯度と同じ46度30分に傾けられています。
最北端の地の碑は、北緯45度31分22秒、宗谷岬の突端に建てられています。


世界平和の鐘 ニューヨークの国連本部の前庭に世界の恒久平和を願うシンボル“世界平和の鐘”があります。

この鐘と同じものを世界中に設置し、その思想を広めようとする運動があり、この運動により設置された第1号が宗谷岬の“世界平和の鐘”で、1988年(昭和63年)6月18日に除幕されました。

宗谷岬公園は、観光資源として注目され始めた1966年(昭和41年)、市によって開設されました。

開設当時は「宗谷岬灯台」「海軍望楼」「石柱に刻んだ最北端の地の碑」と数件の売店しかいない小規模な公園だったが、観光客の増加とともに様々なモニュメントの建立や駐車場の整備、海岸線の整備等が施され、現在の姿となっています。
     
所在地 〒098-6752  北海道稚内市宗谷岬

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