|古き日本の良さを愛した人物
徳島県徳島市眉山町
眉山公園の花のカスケード近くにある、モラエスと犬の像。
モラエスは1854年にポルトガル生まれの軍人であり、外交官であり、文筆家でした。
1889年来日、日本に初めてポルトガル領事館が開設され、在神戸副領事として赴任し、後に総領事となりました。
神戸在勤中に出会った芸者おヨネと暮らし始めますが、ヨネの死後、1913年、ヨネの故郷である徳島市に移住。
徳島での生活は楽ではなく、スパイの嫌疑をかけられたり、西洋乞食とさげすまれることもあったという。
1929(昭和4年)年6月30日夜、深酒してしまい、土間に転落し、打ち所が悪くて亡くなる。。
犬との関係は解りませんでした。
後で調べてみます。
誕生150年を記念して造られたポルトガルの文人モラエス(1845〜1029)と犬のブロンズ像。
モラエスが故郷ポルトガルの方向を見つめている姿です。
所在地
〒770-0908 徳島県徳島市眉山町
交通アクセス
(1)徳島駅/バス/40分、ロープウェイ/6分
眉山公園
無料展望休憩所・レストラン、駐車場、花のカスケード、野鳥観察広場・園路、モラエス像、洋風あずまやなどがあります。
また、ロープウェイやモラエス館といった観光施設もあります。
桜の季節には、眉山山頂、大滝山周辺、西部公園に大勢の花見客が訪れるそうです。
駐車場から石段を上って眉山公園へ向かう途中に見かけた、新緑が美しいもみじ。
眉山一帯の植生は、コナラ群落が多く、他にスダジイ、アラカシ、ウバメガシ、赤松群落、他多くの植生群落があります。
また、野鳥たちは、自然豊かな眉山に食料を求めてやってきます。
森林性の野鳥が多く、広葉樹の多い林を好む種がほとんどです。
モラエスと犬の像の近くに建っている、ガゼボ
このガゼボは徳島市と姉妹都市縁組しているアメリカ合衆国のサギノー市から、寄贈されたものです。
アメリカで人気の高い古典的な建設様式を生かした木製の洋風あずまやです。
一等三角点「眉山」
三角点は、地図の作成などに必要な測量の基準となるもので、地球上の正確な位置が求められています。
全国の一等三角点などをくり返し測ることで、日本列島の動きを知ることもできます。
ロープウェイ
阿波おどり会館5階の山麓駅と眉山山頂駅を約6分で結びます。
山頂からの眺めは雄大で、大パノラマが眼下に展開します。
紀伊水道に面した徳島平野が一望でき、吉野川、市内中心部を流れる新町川と助任川、遠くは阿讃山脈、大鳴門橋や淡路島、晴れた日には和歌山までも望むことができます。
また、夜景も素晴らしく、きらびやかで、人々を光のファンタジーの世界に誘います。
眉山公園展望台から見る夜景はこちらから。