本文へスキップ

各地の名所を巡る

龍王峡

奇岩や瀑布が連続する渓谷

「栃木県日光市鬼怒川温泉滝」

日光国立公園の龍王峡は、鬼怒川温泉と川治温泉の間にある渓谷です。
会津鬼怒川線龍王峡駅から川治温泉までの鬼怒川沿いにハイキングコースが整備されています。



入口から約5分ほで五龍王神社(ごりゅうおうじんじゃ)へ。
鬼怒川・川治温泉の守り神である龍神様の像が祀られています.



遊歩道は整備されていて、新緑から紅葉まで、四季折々の渓谷美を見せ、楽しみながらハイキングできます。



むささび橋(むささびばし)
白龍ガ淵と青龍ガ淵の奇岩怪石を展望できる橋で龍王峡のダイナミックな渓谷美が楽しめる撮影ポイント。
橋のたもとにはむささび茶屋があり、一息いれることができます。
虹見橋から900メートル、ここまでが白龍峡というそうです。



むささび橋から見る上流の渓谷。
橋を渡り、右側の遊歩道を上流の方へ進みます。



岩脈
地下のマグマが岩の割れ目などを伝って地表近くまで上昇して冷えて固まったもの。
岩室は閃緑ひん岩(せんりょくひんがん)に属し、板状の節理がみられます。



五光岩(ごこういわ)
10m程の岩の下部はえぐられた穴があいていて、そこに溜まった水が天候などにより、五色の光に変化して見えることから命名。



柱状節理(ちゅうじょうせつり)
縦に幾筋もの線が入った岩肌は、地下のマグマが地上に噴出した後、急速に冷やされて凝縮してできた形で、まるで何かで切ったよう!



兎はね(とはね)
川幅が急にせばまり、兎でも跳べば渡れるほどの狭さであるとこから命名されました。



かめ穴(かめあな)
かめ穴のあった場所は、昔はまだ川底。
岩が柔らかい部分に上流から流れてきた石が次々にあたり、へこんでいった穴です。



この辺は紫竜峡といわれ、岩の色が緑紫色をしている安山岩。
斜長石の斑晶が目立ちます。



ここまでが紫竜峡区間です。
ここで、対岸を引き返すことにします。



竪琴の滝
鶏頂山を源流とする野沢が龍王峡を流れる鬼怒川に流れ込んで、できた高低差約5メートルと滝です。



まとめ
自然探究路は、虹見の滝から川治温泉露天風呂までの全長6キロ、約3時間の散策コースです。
途中で見ることが出来るさまざまな色や形の岩々、景観、植物や生き物など。
自然の中を散策すると心が癒されます。



住所:〒321-2526 栃木県日光市鬼怒川温泉滝
交通アクセス:野岩鉄道龍王峡駅から徒歩15分
問い合わせ:観光部藤原観光課藤原観光係
電話番号:0288-76-4111



バナースペース

日本縦断 くるま旅

たび旅日記