各地の名所を巡る

「長野県千曲市大字八幡姨捨」

日本三大車窓のひとつ、JR東日本篠ノ井線「姨捨駅」のホームから善光寺平の眺めと棚田の風景を眺めることができます。

もう一つの魅力は全国的にも数少ないスイッチバック式の駅となっております。
姨捨駅からもスイッチバックが見られます。

珍しい「スイッチバック」の駅
スイッチバックとは、急斜面を登ったり、降たりするために切り返しながら運行することです。
ここは、標高551メートルの山の中腹にある駅で通過型スイッチバックというタイプだそうです。
というのは、線路が斜めなので駅が作れないことから、斜めの途中に水平の停車場を作って駅にしているということです。

姨捨（おばすて）について。
この漢字から頭に浮かぶことは、ちょっとこわいイメージです。
深沢七郎の小説楢山節考に書かれている、姨を捨てるという伝説から来ているようです。
一般的な読み方は「うばすて」ですが、発音がなまって「おばすて」なったという説があるそうです。

姨捨駅からみた風景
当駅のホームから見下ろす善光寺平と呼ばれる千曲川に沿った長野盆地を見渡すことができます。
眼下に広がる長野盆地を電車に乗った気分で、ホームから観ることにしました。

姨捨の棚田
美しい棚田が見られますが、上から観る駐車場はありません。
中腹まで下りそこから上るか、もしくは、姨捨駅変電所のとなりから徒歩で行くかです。
眼下には2000枚の棚田が広がり、その先には長野市・千曲市の街並みが一望できます。
絶景撮影ポイントは午後から夜までの時間帯が良く、棚田・夕暮れ・夜景といくつかのシーンを楽しむことができるそうです。

姨捨の夜景スポット
姨捨駅のホームには、日没後は夜景を目的にカップルや観光客が訪れるそうです。
日没前後の時間から徐々に暗くなる時間帯もお勧めです。
また、電車を利用すれば車窓からもこの夜景を楽しむことができます。

姨捨駅
住所：〒387-0023 長野県千曲市大字八幡姨捨　
駐車場：あり　無料
営業時間：24時間・駅舎は始発から終電まで

アクセス
車
長野自動車道　姨捨スマートIC（ＥＴＣ専用）より約30分

電車
JR松本駅よりJR篠ノ井線利用で約40分
JR長野駅よりJR篠ノ井線利用で約30分