山口県美祢市東部、秋吉台の地下100~200mにある鍾乳洞で、約1kmの散策が楽しめます。
洞内の気温は四季を通じて17℃のため、快適に探勝できます。
ー 目 次 ー
1.秋芳洞について
2.鍾乳洞とは?
3.秋芳洞の所要時間
4.秋芳洞の見どころ
5.秋芳洞冒険コース
6.まとめ
7.基本情報
8.秋芳洞周辺の観光スポット
秋吉台の山麓にある東洋屈指の大鍾乳洞です。
洞口の高さ24m、横巾8m、洞内の最も広い場所は200m、天井の高さ最大40m、最も高いところは80mに達し、延長は約10km、一般観光ルートは約1kmです。
洞内の気温は四季を通じて17℃のため、快適に探勝できます。
雨水や地下水によって石灰岩の地層が溶かされ、地中に大小さまざまな空洞ができ、徐々に連結してできた洞窟。
そこに地下水脈を流れる水の量が増えていき、何十万年、何百万年もの歳月をかけて形成される神秘的な自然の造形が鍾乳洞です。
秋芳洞小委面入口から入って、およそ1km散策し戻るため往復になります。
所要時間は個人差もありますが、約60分〜90分です。
入口から700mの遊歩道を進むと百枚皿、千町田、千畳敷などが見られます。
残りの300mは黄金柱、厳窟王、五月雨御殿の鍾乳石を楽しめます。
また、所々には音声解説があるので、立ち止まって聞くのも良いでしょう。
その中で印象に残った、鍾乳石を紹介します。
巖窟王(がんくつおう)
長淵(ながぶち)
その名の通り、幅6mほどの長い淵になっており、岩肌はかつての水位や浸食の跡が見られます。
百枚皿
秋芳洞で一番の見どころです。
百枚皿は階段状に石が連なっており、いくつもの皿が重なりあっているように見えることからその名前が付きました。
「百枚皿」という名前なので、その数は100枚と思ったら、実際には500枚以上あるといいます。
黄金柱
千畳敷、岩屋観音から進んでいくと現れるのがこの黄金柱です。
黄金柱は一つの鍾乳石ではなくいくつもの鍾乳石が重なり合い形成されたものです。
高さ約15メートル、幅約4メートルの巨大な柱は秋芳洞のシンボル。
秋芳洞のチケットにも写真が使われているほどのスポットなのでぜひチェックしてみてください。
入口から700mの遊歩道を進むと百枚皿、千町田、千畳敷などが見られます。
くらげの滝のぼり
蓬莱山(ほうらいさん)
正面入口を入ってすぐに登場するのが、希望者のみ体験できる冒険コースです。
入洞料とは別に300円を料金箱に入れ、貸出用の懐中電灯を手に持っていざチャレンジ。
所要時間は15分ほど、岩肌のはしごを登ったり、穴をくぐり抜けたりと、本格的な探検気分が味わえます。
「秋芳洞」は日本の鍾乳洞の中でもとても広く、見応え満点です。
・「周遊共通チケット」は秋芳洞、大正同、景清洞、の3つの洞窟を2,000円でお得です。
・秋芳洞には入口が3つあり、黒谷入口の駐車場が無料です。
・洞内は滑りやすいので上りコースの方が楽と上流側に向かった方が洞窟探検らしいことです。
・秋芳洞探検を楽しんだ後は、秋吉台に立ち寄るの良いでしょう。
山口県に行く際は是非立ち寄ってみて下さい。
住所:〒754-0511 山口県美祢市秋芳町秋吉3506-2
交通アクセス
(1)JR山陽本線新山口駅からバスで45分
営業期間及び開園時間
通常期 8:30~17:30 ※3月~11月
閑散期 8:30~16:30 ※12月~2月
料金
一般:大人¥1,200 高校生¥1,200 中学生¥950 小学生¥600
駐車場
入口付近
市営第1駐車場(213台)、市営第2駐車場(357台・閑散期閉鎖)8:30~16:30(16:30過ぎ出庫可)
1日1回利用 普通車400円 バイク無料
貸切バス駐車場(バス18台・無料)
黒谷入口付近
普通車120台、バス10台 ともに無料
エレベーター口付近
普通車150台、バス2台 ともに無料
日本最大級のカルスト台地「秋吉台」
秋吉台は、山口県美祢市秋芳町にある日本最大のカルスト台地です。
3億年以上前、海中のサンゴ礁で成り立った石灰岩
住所:〒759-2200 山口県美祢市秋吉台
アクセス
車 秋吉台IC」から約10分、「美祢IC」から約20分
賽銭が入れば願いが叶う「元乃隅稲成神社」
元乃隅神社は、山口県長門市油谷津黄にある神社です。
日本海の大パノラマを背に123基の赤い鳥居と、高台に建つ大鳥居の上部に設置された賽銭箱が人気。
住所:〒759-4712 山口県長門市油谷津黄498
交通アクセス
(1)中国自動車道美祢ICから車で60分
(2)JR山陰本線「長門古市駅」または「人丸駅」からタクシーで約20分