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各地の名所を巡る

光達距離49kmは日本一の『室戸岬灯台』EADLINE

高知県室戸市室戸岬町

     

室戸岬灯台は高知県室戸市室戸岬町の高台に立つ白亜の鉄造灯台です。
周辺は、室戸阿南海岸国定公園に指定され、散策ができます。
     

室戸岬灯台がある、室戸岬は室戸阿南海岸国立公園に指定されている景勝地です。

太平洋に突き出した岬は四国の東南端に位置。

ここは太平洋につき出ている岩礁と岬をおおう亜熱帯性樹林が圧巻。

2kmの乱礁遊歩道が海岸にあり、さまざまな岩礁を紹介します。


     


タービダイト層
白(砂)と黒(泥)のシマシマの地層(タービダイト)は、約1,600万年に深海にありました。

室戸は1,000年あたり1〜2m程度隆起し続けているため、深海の様子を身近で観察できます。


     


アコウ(アコウ・タコの木)
紀伊半島・四国・九州、台湾、中国、東南アジアに分布します。
高知県内では海岸近くの岩の上に生息します。

根を岩にからませ、さらに樹高を低く保ことで、台風の被害を最小限にとどめています。
アコウを含む亜熱帯植物群は、国や県から天然記念物の指定を受けています。


     


子授けの岩
子供が授かるという伝説の岩です。

この岩の上部に向かって小石を投げ上げ、そのまま落ちてこなければ、子供が授かると言われています。

子授けの岩の周囲には、黒い色した泥岩、灰色の砂岩、サンゴの三種類の石が多く転がっている。

泥岩、砂岩は海底にたまった泥や砂が固まった岩石。


     


室戸岬展望力見る太平洋を望む。









     


水掛地蔵
春秋の彼岸参拝者でにぎわう水掛地蔵にはたくさんの石の地蔵さんが並んでいます。
そのほとんどが海難事故で亡くなった人びとを弔ったものです。

水を欲しがりつつ海難死した人びとをしのんで水をかけて供養しています。


     


タフォニ
海水が岩石に付着すると、水分の蒸発とともに塩類の結晶ができ、この結晶の成長に伴う圧力によって岩石に割れ目ができます。

これが次第にに広がり穴が形成されたもので、この穴がたくさん集まって蜂の巣のように見えます。



     


ビシャゴ岩
ビシャゴは班レイ岩でできています。
約1.400万年前、マグマが地層に貫入して固まったとされる岩で、水平に貫入したものが、その後地殻変動により、ほぼ垂直に回転したものです。

左から順番に細かい粒〜粗い粒とマグマが冷やされた時間の長さにより模様が移り変わる。





     



ポットホール
岩石の小さなくぼみや割れ目などに入った小石が、波による渦に巻かれて岩石を削ることによって出来た丸い穴である。

ポットホールは水中で形成されることから、地上で見られるものは、地震による土地の隆起の証拠である。




     



行水の池
行水の池や地に面する岩をよく見ると、くぼみがあることに気きます。
くぼみの上部には、波打ち際に住む生物の巣の化石が残っています。
このヤッコカンザシの巣は、今から約2,700〜1、000年前に波打ち際でつくられたものです。
これは、約1,000年前に巨大地震が起こって室戸岬が約5m盛り上がり、その後も地震のたびに大地が盛り上がってできた証拠です。

     



さて、灯台に行きましょう。

日本に5箇所 しかない直径2.6メートルの第一等フレネル式レンズを備えた第1等灯台でもあります。
更には、日本の灯台50選の一つ、その歴史的価値から海上保安庁によってAランクの保存灯台にも指定されています。





日本一の一等レンズ
四国の南東端に位置する室戸岬灯台は、明治32年(1899年)4月1日に完成しました。
その後、昭和9年(1934年)の室戸台風と戦災、昭和21年(1946年)の南海地震で灯台のレンズが破損し修理を行いました。
鉄造りの東塔はほとんど被害はなく、建設当時の姿を残しています。
光源は最初石油を使用しておりましたが、大正6年(1917年)12月に電化されました。

     

所在地
〒781-7101  高知県室戸市室戸岬町
交通アクセス
(2)高知道南国ICから車で120分

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