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各地の名所を巡る

日本一細長い『佐田岬半島』EADLINE

愛媛県西宇和郡伊方町

     

佐田岬(さだみさき)は、愛媛県の佐田岬半島先端にある、四国最西端の岬です。

ここは瀬戸内海国立公園の一部でもあります。

佐田岬は九州の関崎と向かい合うような位置関係で、晴れた日には佐田岬展望台から関崎を一望することも可能です。




     

佐田岬メロディーライン
佐田岬に行く道中、「佐田岬メロディーライン」を通ります。
197号線は急勾配かつ路面凍結などによる事故が多く、事故防止のためにこのメロディーラインを作ったそうです。
このメロディーラインは区間は約430m程度と短い区間を時速50km程度で通過すると「うみ」という歌を聴くことができます。


     


途中、みかんの産直屋さんが。
清見タンゴール、デコポン、サンフルーツなど販売。

しかも安い!美味しいそう。
全種類のみかんを一袋づつ買いました。


     


佐田岬灯台の駐車場から、岬先端までは約徒歩40分。

途中、休憩広場、椿山展望台、移動式探照灯格納庫、佐田岬灯台、蓄養池跡、
そして岬先端の御籠島展望所や洞窟式砲台跡まで散策できます。



     


宇和海と瀬戸内海の真ん中を岬先端へと進みます。

駐車場から灯台まではちょっとしたハイキングコース。滑りやすい所もありますので、ハイヒールなどは避けたほうが良いでしょう。

途中には3ヶ所にトイレもあります。



     


椿山展望台
この場所は、佐田岬灯台より高い位置にあるため、灯台と豊予海峡、大分県の佐賀関半島を同時に一望できます。

椿山は、その名のとおり椿の名所であり、冬から早春にかけてヤブツバキが山の斜面を彩ります。佐田岬灯台は四国最西端にあります。


     


愛のモニュメント「ラブリング」
それぞれのリングが重なることで一つのハート(愛)を形づくります。

ハートが美しく見える場所に立ち、大いなる海に向かって祈りを込めましょう。




     


佐田岬灯台は四国最西端にあります。

佐田岬灯台は1918年(大正7年)4月に点灯。
以来今日まで瀬戸内海と豊後水道を結ぶ速吸瀬戸を航行する船舶の安全を守っています。





     


佐田岬の先端に並ぶ小さな島が御籠島です。
地元ではオシマ(大島・御島)という呼び名で知られています。
面積約5.300u、標高わずか36mの小さな島ですが、江戸時代、海上安全の神様として瀬戸内海一円から広く崇敬を集めた野坂権現(野坂神社)が、かつてはここに祀られていたと言い伝えられています。

現在も島は神社の所有地となっている神聖な島です。

     


洞窟式砲台跡
昭和20年(1945)、御籠島と佐田岬灯台下の崖に、洞窟式砲台が各2門ずつ、計4門が新たに建設。

岩盤をくりぬいた素掘りの洞窟で、内部で二叉し、船舶が航行する水路側(海峡側)に向けて2ヶ所を開口しています。


     

豊予要塞
豊予海峡を挟む愛媛・大分両県の沿岸には、戦時中に敵国艦隊の瀬戸内海侵入を防ぐために豊予要塞が建設。

しかし一度も実戦で使用されることなく、第一砲台は昭和9年、第二砲台は昭和19年に火砲が撤去される。

本土決戦が現実味を帯びてきた昭和20年(1945)、再びこの洞窟式砲台が整備されました。


                

モニュメント 永遠の灯
永き時代、人々の行く先を明るく照らし導いてきた佐田岬灯台。
二つの柱が寄り添い形づくるのはこれからの先も変わらぬことのない景色です。
大切な人を想い、祈りを込めれば灯台の灯がこれからの私たちを明るく照らし導いてくれる事でしょう。

     

所在地
〒796-0823  愛媛県西宇和郡伊方町2935
交通アクセス
(1)八幡浜駅からバスで65分 、車で30分

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