熊本県下益城郡美里町にある釈迦院御坂遊歩道。
ここが日本一の石段3333段の登り口です。
標高240mここから860mまできつい石段を約1.9Km上がり、更に釈迦院まで1.1Km、計3Kmの道のりを行きます。
石段の途中にはトイレや休憩所もあります。
上がる加減がわからず最初から早歩きすると100段くらいからバテてしまいます。
往復早い人だと40分くらい、遅い人で3時間以上かかります。
途中に休憩所とトイレの場所がありますが、3333頂上から釈迦院の間にはトイレはありません。
右手にある、阿蘇大明神でお参りを済ませてから石段上りに挑戦します。
上り始めると建物があって、記帳ノートや面白い一覧表などが貼ってありました。
記帳ノートを拝見すると、きつい、達成しました!など書かれていました。
登段目標はやはり、3333段ですね。
さ〜、石段を登ることにします。
毎年11月には、「アタック・ザ・日本一」も開催され、なんと、24分台で3、333段を駆けのぼり優勝した方もいますよ!
ここは500段目のの石段。
石段登りのコツは一気に登ろうとせず、自分のペースを守りながら登るのがコツだそうです。
山登りとおんなじですね。
休憩所やトイレがあるので一息いれながら登ってみましょう。
1、000段目までは40分かかりました。
その先は石段から平坦な石道がみえてきました。
楽ちんと一瞬思ったのですが、あくまで石段は3、333段上ることになるので、がっくり!
ここは、2,000段目です。
100段ずつ目標の石碑があるので前半はまだまだと長く感じるのですが2,000段になると、あとちょっと思うと気が少し楽です。
この石段には、全国各地の名石のほか、中国、韓国、インド、旧ソ連、ブラジル、アメリカ、南アフリカなど世界各国の御影石を使用してありました。
3,000段目に到着!ここまでの所要時間は1時間40分です。
目の前には、3、333の石段の碑!
達成です!
なんとか標高860m、3333段頂上に到着です。
ほとんどの方は石段の上でひと休憩します。
3,333段を登りた広場には看板が。
西の比叡 金海山 釈迦院で、これが面白い! ぽっくり寺!!
ここから1,000m、行ってみることに。
釈迦院に歩き始めて10分ほどで展望台があり、そこから見る風景は達成感が味わえて気持ちがよいでした。
釈迦院の門で高さ14mで三間一戸の二重門。
仁王門かつ鐘楼門。
釈迦院は、熊本県八代市泉町柿迫にある天台宗の寺院です。
大行寺山(釈迦岳)の頂上近くに所在し、かつて坊数75坊、末寺49院が建ち並び、西の高野山とも称された一大霊場だったといいます。
信仰すれば、長わずらいすることがないとの事で「ぽっくり寺」とも呼ばれ有名。
例年、4月8日の花祭りには多くの参拝客が訪れるそうです。
さて、今度は登ってきた石段を下っていきます。
下りはきついです!
膝に気を付けてテンポよく降りましたが、やっぱりやられました。
膝ががくがくです。
石段登るのに1時30分、下り1時間ですが、個人差もありますので参考にしてください。
日本一の石段(釈迦院御坂遊歩道)
所在地:〒861-4415 熊本県下益城郡美里町坂本
問い合わせ:美里町役場企画観光課、0964-46-2111