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各地の名所を巡る

天然温泉 ほったらかし温泉

「あっちの湯 」「こっちの湯」から見下ろす甲府盆地

「山梨県山梨市矢坪」

1998年、脱衣所と露天だけの施設としてスタートした天然温泉ほったらかし温泉。
「こっちの湯」は掘っ立て小屋風、「あっちの湯」はバラック小屋風の建物はすべて社員の手造りです。
アルカリ性単純温泉の自家源泉は美肌の湯として知られ、子どもや高齢者も安心して入れる穏やかな湯です。
おすすめは海抜700mから臨む開放感あふれる絶景露天風呂です。
富士山、甲府盆地に連なる山なみ、新日本三大夜景である甲府盆地の夜景も一望できます。



ー 目 次 ー
1.ほったらかし温泉について
2.「あっちの湯」と「こっちの湯」の6つの違い
3.眺望も広さも全てが2倍の「あっちの湯」
4.富士山を真正面に望む「こっちの湯」
5.まとめ
6.基本情報まとめ

1.ほったらかし温泉について

宣伝もサービスもなし、勝手に楽しんでというところからほったらかし温泉と名付けられたそうです。
昔、山の地主が穴を掘ったところ、温泉がわき出たのを地主は別に何とも思わず、ほったらかしていた所から名付けられたという説もあります。
1999年 に開場した「こっちの湯」と2003年に開場した「あっちの湯」に分かれており、入浴料も別。
それぞれ男女別の内湯と露天風呂があります。
広い露天風呂からの眺めは素晴らしく眼下には甲府盆地が広がり、天気が良ければ富士山も望めます。



2.「あっちの湯」と「こっちの湯」の6つの違い

ほったらかし温泉と言っても、二つの温泉があります。
もちろん、入浴料はそれぞれ支払わなければなりません。
どちらに入るかは違いを見てから決めましょう!

源泉名:ほったらかし温泉

   あっちの湯     こっちの湯
開始時間   日の出1時間前〜  午前10:30〜
源泉     PH10.1(黄金の湯) PH9.68(無色透明の湯)
シャワー   内湯に多い     一部は露天側にある
広さ     こっちの湯の2倍   広い
眺め     甲府盆地      富士山
泉温     41.4℃(気温25.0℃において)
                 32.0℃(気温6℃において)
特徴
 内湯、露天風呂、寝湯(あっちの湯のみ)、座り湯(あっちの湯のみ)
効能
 神経痛・筋肉痛・関節痛・五十肩・運動麻痺・関節のこわばり・うちみ・
 くじき・慢性消化器病・痔疾・冷え症・病後回復期・疲労回復・健康増進



3.富士山を真正面に望む「あっちの湯」

建物正面から左手には、鉄パイプの屋根つき階段がお出迎えします。
階段を下りた先にある建物はトタン板が打ちつけられ、工事現場のような雰囲気です。



露天風呂は、「こっちの湯」の倍の広さがあり、高低差をつけた2段のつくりです。
下側の湯の3分の1は浅く造られ、小さな子どもでも安心して利用できます。
泉質はキレイな透明の湯で、肌がつるつるになる強アルカリ性です。
視界のほぼ正面に富士山展望できるため、来光を拝む来館者に人気で、日の出1時間前からオープン。



4.眺望も広さも全てが2倍の「こっちの湯」

「こっちの湯」は旧源泉(自社保有/泉温32℃)より温泉をひき、 加温して使用しております。
木造りと岩造りの露天風呂、木の香り漂う内風呂は根強い人気です。



正面に富士山、右手に山梨百名山の一つ兜山の稜線を取り込み、眼下に甲府盆地を見下ろす眺望は素晴らしい!
残念ながら富士山は帽子をかぶっており、頂上付近は見えませんでした。
こっちの湯にはお客さんは数名だけでした。
本当は撮影禁止ですが、隠れて一コマだけパチリ!



5.まとめ

・朝日と甲府盆地の夜景を見るのは「あっちの湯」
・真下に甲府盆地と真正面に富士山を望める「こっちの湯」
・「あっちの湯」「こっちの湯」とも内湯がある
・入浴料金は別々



6.基本情報

住所 〒405-0036 山梨県山梨市矢坪1669-18
TEL 0553-23-1526 FAX 0553-23-1926
交通アクセス

 中央道勝沼ICよりR151経由、北西へ20分、笛吹川フルーツ公園通り抜けた上
電車・バス
 JR中央本線新宿駅から特急で約90分山梨市駅下車→タクシーで10分
営業期間
 あっちの湯:日の出1時間前~22時
 こっちの湯:10時30分~22時(受付~21時30分)年中無休
入浴料:大人 800円、小人(0歳~小学6年生)400円
ほったらかし温泉オリジナルタオル200円、バスタオル1000円

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