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各地の名所を巡る

洞窟内の神社「鵜戸神宮」HEADLINE

日本神話に語られる山幸彦・海幸彦の伝説の舞台

「宮崎県日南市大」

宮崎県日南市大に鵜戸神宮が日向灘に面した断崖の中腹の海食洞の中に本殿があります。
参拝するには普通は階段やらを上っていく行くのですが、崖に沿って降りていく、という、神社では珍しい下り宮の形となっています。


旧鳥居から参道を登り始めて30分、到着です。
一番最初にくぐる門が神門。
本殿入り口の両側にある神犬石(いぬいし)は八丁坂(本参道)から、御本殿を御守護するように見えることか神犬石と呼ばれています。


桜門
2階部分には櫛磐窓神(くしいわまどのかみ)と豊磐窓神(とよいわまどのかみ)が祀られています。


兎の像
神社には、ご祭神と最も近しい「神使」といわれる動物がいます。
稲荷神社のキツネ、天満宮の牛など、神様の使いとか眷族(けんぞく)という意だそうです。
ここは兎です。


参道の右側は日向灘に面した断崖が。
その向こうには太平洋の地平線が広がりを見せてくれます。
朱色の欄干と海の青とのコントラストは大変美しく、天気の良い日には特に絶景。

社殿は本殿・幣殿・拝殿が一体化した権現造で、極彩色が施され、拝殿には千鳥破風と唐破風が飾られています。
洞窟内の神社「鵜戸神宮」です。


お乳岩
母性愛から御子の為に御母君豊玉姫命が両乳房を岩にくっけて行かれたと伝えるお乳岩。
ここのどれがお乳岩かわからず。が、出口付近から見るとわかるそうですよ!



鵜戸さんゆかりのお守りは、鵜戸神宮謹製の無痛息災・身体健全のお守りで、初穂料500円です。



天井の低い洞窟を進むと御乳岩が見えてきます。
岩からしみ出る水はお乳水と呼ばれて飲めます。
このお乳水を使用してつくられているのが、名物の「おちちあめ」です。
戦前から鵜戸神宮参道で販売されており、妊婦が舐めるとお乳が良く出ると言われています。



殿本宮への本宮への参拝を済ませ、挑戦してみたいのが運玉投げです。
運玉5玉を100円の初穂料にていただき、願い事を心に浮かべながら亀石の枡にめがけて投げ入れます。
写真右手の岩上部に穴があります。



このとき、男性は左手、女性は右手を使うよう指定があります。
運玉は素焼きの玉で、これが亀石のくぼみに入れば願いは叶うそうです。
ここに訪れましたら、ぜひ願い事が叶いますようチャレンジしてみてはいかがでしょうか。



鵜戸神宮の奇岩は大地がつくった不思議な球体コンクリーションです。



鵜戸の古狛犬
この狛犬は文政八年(西暦一八二八年)に土砂崩れにより海中に没していたものを引き上げ修復したものです。



鵜戸八丁坂
鵜戸山の参拝路として、吹毛井側から上がり438段下り377段の合計815段からなります。
江戸時代には、すでに築かれていました。
よく見ると参拝者の往還で石の中央部がすりへり凹んでいのがわかります。



住所:宮崎県日南市大字宮浦3232番地
電話番号:0987-29-1001
アクセス
JR日豊本線宮崎駅から宮崎交通バス日南線、「鵜戸神宮前」で下車徒歩10分。

駐車場
第一・第二駐車場:約330台
観光バス駐車場:約40台

拝観料(入場料・料金) 無料
所要時間は約1時間

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「道の駅」フェニックス
晴れた日には太平洋を一望できる展望レストラン「堀切で」食べたチキン南蛮定食。
チキン南蛮定食は美味!
マヨーネーズをつけず、そのままた食べた味は、肉汁がまろやかでまさに名物です。



所在地 宮崎県宮崎市大字内海字三池381-1
電話 0985-65-2773
アクセス 宮崎市中心部より国道220号を南に約20キロメートル(車で約40分)
宮崎自動車道「宮崎IC」より国道220号を南に約15キロメートル(車で約25分)
休館日 年中無休
駐車場 101台(大型車6台、普通車95台)

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