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各地の名所を巡る

国の名勝・天然記念物 獅子岩CONCEPTHEADLINE

奇岩がいっぱいある鬼ヶ城めぐり

「世界遺産・鬼ヶ城と獅子岩」三重県熊野市木本町


獅子岩
七理御浜の北側にそびえる奇岩で、大自然の浸食が造りあげた高さ25m、周囲210mのその姿は吠える大獅子のようです。

国の名勝・天然記念物に指定されています。







鬼ケ城めぐり
洞窟や奇岩にユニークな呼び名が。

広々とした千畳敷から奥の木戸、猿戻、鬼の風呂桶、犬戻・・蜂の巣、波切不動など続いています。

風が強く、少し海が荒れた日の鬼ケ城は、猛々しく激しい極めて男性的な表情を見る。





魔見ヶ島(マブリカ)
魔見ヶ島は鬼ケ城の沖合約1.5Kmに浮かぶ無人島で、地元ではマブリカと呼ばれ磯釣りやダイビングの人気スポットとなっています。

垣武天皇のころ、将軍坂上田村麻呂が鬼ヶ城の鬼の征伐を命じられた際、沖の魔見ヶ島に童子が現れ舞唄い、鬼が油断して岩戸を開く一瞬に将軍が神通の矢を放ち、見事一矢でしとめたという、伝説がのこっております。



鬼ケ城
熊野市の南部、熊野灘に突き出た半島で、岩盤に波の浸食で大小の洞穴が無数あります。

多我丸という海賊がここに住みつき、熊野一帯を荒らしまわっていたが、坂上田村麻呂に征伐されたという伝説が残っています。

約1Kmの遊歩道が波打ち際に沿って続き、奇岩探訪が楽しめます。




千畳敷
凝灰岩が海蝕されてできた大洞窟です。

前方の5段の段丘は大地震ごとに隆起したもので、上段下段に分かれ高さ約15m、広さ約1500平方mもあります。
昔、多娥丸の住みかであったといわれています。






奥の木戸
西に向かって歩くと突き当たりるのが奥の木戸です。

道は狭く歩きにくい箇所も多く、滑りにくい靴がおすすめです






猿戻
長さ百数十メートル、高さ数10メートルの絶壁で、大きな岩の裂け目が見られます。

岩角に打ち寄せる波しぶきは壮観です。

猿もここで引き返すといったところから猿戻りの名がついた。




鬼の風呂桶
猿戻りの道から下を見ると岩の真ん中にくぼんだ所があります。

このくぼみを『鬼の風呂桶』に喩えたものと思われます。





潮吹
岩の割れ間に挟まれた大岩の下を両側より波が打ち寄せるときに吼えるような音響を発して潮を噴きます。

残念ながら潮が噴いたところは確認できませんでした。





鬼の見張場
七里御浜を一望できる景色は絶景。

海の交通が盛んであった頃、見張り場に絶好の場所であったと言われています。

西に向かっているこの場所は、朝夕で違って見えます。
鬼ケ城に訪れた際は、ここは必見です。





水谷
鬼ケ城山頂から、絶えず噴水が流れ落ち、昔鬼が水を汲んだ所と言い伝えられています。
大きな洞窟で、昔はここで人々は休憩をとっていました。










鬼の洗濯場
平で大きな岩場になっており、昔鬼がここで洗濯をしたといわれています。

千畳敷から約27分








波切不動
石英粗面岩の岩盤から一種異質の岩が突き出し、昔から不動尊の形をしています。

ここは高波のとき、岩を噛むような感じになるのでこの名がつきました。
千畳敷から約29分








蜂の巣
洞窟の天井は無数の窪みがあって、まるで蜂の巣のように見えます。
千畳敷から約30分



     

所在地
〒519-4323  三重県熊野市木本町・井戸町
交通アクセス

まとめ
・鬼ケ城めぐりは東口から西口までの遊歩道(片道約1Km)の散策所要時間は約1時間30分から2時間。
・散策路は道幅が狭いところや石段、水でぬれた所もあるのでハイヒールなどは遠慮ください。
・獅子岩は熊野市の花窟神社から、北へ向かって国道311号線を進むと、右手の海岸に見えてます

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