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各地の名所を巡る

雪解け時期の絶景「八幡平ドラゴンアイ」

龍の目のように見える神秘的な自然現象

「秋田県仙北市田沢湖玉川」

岩手県と秋田県にまたがる八幡平に、今年も「ドラゴンアイ」が現れました。
雪解けした沼の水面が龍の目のように見えることからその名がついたドラゴンアイ。
今年も神秘的な姿を見せてくれました。



鏡沼までの所要時間
八幡平山頂のレストハウス駐車場から鏡沼まで、徒歩15~20分です。
後ろ振り向くと、八幡平山頂のレストハウスが見えます。



八幡平ドラゴンアイ観光には、しっかり防寒対策が必要!
なお、八幡平頂上付近の標高は1600m以上。5月でも登山道にはまだ残雪があります。
八幡平温泉郷のあたりと比較しても気温差15℃。特に頂上付近は風も強く、気温以上の寒さであると想定されます。
つまり、八幡平ドラゴンアイ観光には、全身真冬同等の防寒対策が必要です。
足元の装備も安全のためにもトレッキングシューズやスノーブーツなどを用意していくことをおすすめします。



八幡平アスピーテラインの冬期閉鎖が解除される4月半ばからは、山頂までマイカーやバスで行くことができます。



八幡平山頂のレストハウスから分岐点附近に八幡平頂上付近案内図があります。
そこから左へ進むこと15分で鏡沼に見えるドラゴンアイが見られます。
八幡平山頂駐車場(有料)から石畳み遊歩道を登っていきます。



ドラゴンアイが現れるのは鏡沼だけ
八幡平には大小の沼が点在しますが、八幡平ドラゴンアイが現れるのは鏡沼のみ。
鏡沼のある場所の気象条件や、沼の大きさ、水深などが関係するのだと考えられていますが、他の沼ではこのような融雪状態にはならないのが自然の不思議なところですね。
そして、この八幡平ドラゴンアイが見られるのは例年5月中旬から6月中旬くらいまで。



番外編(八幡平の樹氷・雪の回廊)

八幡平樹氷
岩手県と秋田県を結ぶ八幡平アスピーテライン(日本百名道にも選ばれたいる)は全長約27kmのドライブルート。
樹氷で有名な八幡平の道路。
4月下旬、冬期間の通行禁止が解除になり、道路の両側に数mの雪が残り八幡平名物の「雪の回廊」が見られます。
アオモリトドマツに雪が氷結して樹氷となり、澄み渡る青空に似合い絶景です。
(2019.4.30)



雪の回廊
雪の回廊が見られるのは八幡平と八甲田山(八甲田ホテル〜谷地温泉の間、8km/例年4月1日開通)です。
八幡平の雪の回廊は、例年の積雪量だと高さが最大で7m~8mと八甲田より高く(八甲田の雪の回廊は6m前後)、距離も日本最長となるのが特徴です。
積雪や路面凍結のおそれがあることから、開通直後〜5月下旬頃までは、夜間通行止め(17:00~翌朝8:30)となるので注意。
天候悪化の際には日中でも通行止めとなることもあります。





八幡平基本情報

松尾八幡平ビジターセンター(岩手県側)
住所 〒028-7303 岩手県八幡平市柏台1-28
電話 0195-78-3500
営業期間 開館:9:00~17:00
休館:年末年始
交通アクセス
(1)盛岡駅からバスで90分、さくら公園前下車から徒歩で(すぐ)
(2)松尾八幡平ICから車で10分

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