本文へスキップ

各地の名所を巡る

一切経山の山旅

五色沼(魔女の瞳)を見に登頂目指す

一切経山は吾妻連峰の北東部に位置し、現在も噴気を上げている大穴火口がある活火山です。
頂上から見る「魔女の瞳」と呼ばれる、コバルトブルーの五色沼は登山者に大人気です。
これを見るために登る方が多くいます。



ー 目 次 ー
1.初心者にもおすすめコース
2.一切経山のみどころ
 (1)一切経山山頂から見る展望
 (2)五色沼の「魔女の瞳」
 (3)酸ヶ平湿原と鎌沼 
3.一切経山の登山適期
4.登山の注意点は
5.アクセス・駐車情報
6.一切経山周辺の観光スポット

1.初心者にもおすすめコース

一切経山の最短コースをご紹介します。
傾斜も緩く登山道も整備されているため、初心者や手軽に登りたい方におすすめです。
登山は浄土平駐車場からスタートとなります。
ビジターセンターの脇から登山道へと繋がっています。
往復約2時間半で初心者にもおすすめの最短コースです。
時間に余裕がある方は、五色沼(魔女の瞳)や鎌沼もめぐりましょう。



2.一切経山のみどころ

山頂から見る展望と五色沼の「魔女の瞳」、下山途中にみられる酸ヶ平湿原と鎌沼と
秋には紅葉が楽しめます。
このコースは往復約4時間です。

(1)一切経山山頂から見る展望
登り始めて1時間30分、一切経山山頂に到着!
曇り空ですが景色は最高です!
南方向には東吾妻山(1975m)と右奥に安達太良山(1700m)
吾妻連峰 中吾妻山(1931m)、西吾妻山(2035m)、東大巓(1928m)が見えます。



(2)五色沼の「魔女の瞳」
頂上から見下ろす五色沼は「吾妻のひとみ}とも呼ばれています。
四季折々、一日の中でもその色を変える不思議な火口湖です。
この沼は別名『魔女の瞳』とも呼ばれ、太陽光の度合いで色が変わり、美しい姿を見せてくれます。



(3)酸ヶ平湿原と鎌沼
酸ヶ平を振り返ると手前には酸ヶ平避難小屋、酸ヶ平、鎌沼そして後方には東吾妻山が高い!
酸ヶ平避難小屋はきれいでベンチしかありません。
また、酸ヶ平避難小屋のトイレはチップ制です。
酸ヶ平避難小屋を過ぎ、鎌沼を周回して下山します。
広い湿地帯、池塘も見られます。
荒らしい火山がすぐかたわらにあるのですが、がらりと雰囲気が変わります。



      

3.一切経山の登山適期

山開きは毎年6月の第1日曜日です。
6月〜10月下旬がおすすめ登山シーズンとなります。
5月までは残雪が残っていることが多いため注意が必要となります。
6月には湿地帯に高山植物が咲き誇り、9月下旬から10月上旬には紅葉が見ごろです。



4.登山の注意点は

・登山にはしっかりとした装備と充分なトレーニングをしたうえで入山しましょう。
(足首まである登山靴、厚手の靴下、雨具上下、防寒具、ヘッドランプ、帽子、ザック、食料、水など。)
・登山路も複数あり分岐も多くあるので地図・コンパスも必携です。
・もしものためにも登山届は忘れずに!



5.アクセス・駐車情報

最寄りのIC(福島西・福島飯坂IC)から磐梯吾妻スカイライン通行で約1時間。
ただし、11月中旬〜4月下旬までは冬季通行止めとなるのでご注意ください。
磐梯吾駐車場
・駐車台数:300台
・料金:500円
・公共機関でのアクセス方法:福島駅~浄土平(バス・約1時間)


6.一切経山周辺の観光スポット

時間に余裕がある方は「吾妻小富士」へ
一切経山登山口でもある、浄土平レストハウスや浄土平ビジターセンターがある浄土平の駐車場。
目の前にそびえ立つ吾妻小富士。
吾妻小富士の火口を一周する場合は、時計回り(火口壁まで登って左側に進む)をおすすめします。
そのほうが転倒などの心配が少なく安全です。
一周約1時間で景色を楽しむことができます。
 (写真は一切経山登頂途中から見る吾妻小富士)



バナースペース

日本縦断 くるま旅

たび旅日記