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各地の名所を巡る

一乗谷朝倉氏遺跡HEADLINE

越前の国を支配した城下町跡

「福井市城戸ノ内町」

一乗谷にある朝倉氏遺跡は、戦国時代に朝倉氏五代が103年間にわたって越前の国を支配した城下町跡です。
武家屋敷・寺院・町屋や道路に至るまで町並がほぼ完全な姿で発掘され、国の重要文化財指定されています。



上城戸と下城戸
城下町の防衛のため、谷がもっとも狭くなる南北2箇所に土塁を築きました。
南側は上城戸、北側の城戸を下城戸と呼び、京に近いほうを「上」とするためです。

下城戸の土塁は、基底部で幅12~19m、上面で幅6~9m、高さは約4mの規模です。
長さは当時50mもあり、現在はおよそ38mです。
この城戸は外側から町の中が見通せないようにL字形につくられているのが最大の特徴です。

上城戸の土塁は、長さ105m、幅20m、高さ5mの規模です。
一乗谷川に面した西端には、巨石を組んだ石垣が作られております。
出入り口にあたる城戸口であったと考えられています。



朝倉館跡
朝倉義景が住んだ館の跡で、三方は土塁とほりで囲まれています。
常御殿、主殿、会所、茶室、日本最古の花壇のほか、台所、うまや、蔵などが整然と配置されていました。



朝倉義景館跡の入口にある唐門。
朝倉義景の菩提を弔うために移築された松雲院の山門で、豊臣秀吉が朝倉義景の善提を弔うために寄進したものと伝えられています。
門内の上部には朝倉家の「三ツ木瓜」の紋と豊臣家の「五三の桐」の紋が刻まれています。



ここは朝倉氏の当主が住み、政治や行事などをおこなった館の跡です。
その規模は、土塁や堀をふくめた敷地は当時の室町幕府最高の地位にも匹敵するほど巨大なものでした。



住所 福井市城戸ノ内町
開館(利用)時間 一乗谷朝倉氏遺跡/見学自由、復原町並/9~17時(入館は16:30まで)
休館日 一乗谷朝倉氏遺跡/見学自由、復原町並/無休 ただし年末年始を除く。
交通アクセス
JR福井駅から一乗谷朝倉特急バス、「復原町並」下車すぐ。
福井駅からJR越美北線で、一乗谷駅下車、徒歩15分。/北陸自動車道福井ICから車で10分。
所要時間 数分~数時間
駐車場 有
料金 復原町並 / 個人@220 (団体20名以上割引有) 
お問い合わせ先 朝倉氏遺跡保存協会 0776-41-2330

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