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各地の名所を巡る

現存12天守の1つ『松山城』 CONCEPT

高さ10mを超える高石垣に囲まれる本丸

愛媛県宇和島市丸之内

松山の中心、勝山山頂に建つ城です。
標高132mにある城は、市内のどこからの場所から目にすることができます。
     


松山城は、たびたび放火 や失火により往時の建造物を焼失していました。

現在は、城跡の主要部分が公園として整備され、大天守(現存12天守の1つ)を含む21棟の現存建造物が国の重要文化財に、城郭遺構が国の史跡に指定されています。

また、連立式天守群の小天守以下5棟をはじめとする22棟が木造で復元されています。



石垣は、松山城を特徴づける構造物の一つで、登り石垣は、全国で最大規模を誇ります。










この門は、本丸の大手入口の最初に現存する高麗門です。
昔から門扉がないので、戸無門と呼ばれ、鏡柱にも扉を取り付けた痕跡がないそうです。

こちらをくぐり抜けていきます。





隠門続櫓
隠門2階の渡櫓の西側に接続する平櫓で、長者が平からの登城道を監視する目的で、揚木戸門前の本丸石垣の上に建っています。









井戸
深さ44.2m、水深9mの井戸ですが
・底がない
・天守と二之丸への抜け穴がある
・大こうもりがいる
・水をきれいにするため大判・小判が投げ込まれている、などの伝承が残されていましたが、いずれも真実でないことが分かっています。


     


本丸は城の防衛上、最後の砦となる郭で、高さ10mを超える高石垣に囲まれ、南北約300m、東西30〜180mという全国有数の規模を誇っています。

天守観覧券(大人510円・小人150円)








筋鉄門
脇戸附の櫓門で、門の柱に鉄板が張ってあるのでこの名前がつきました。

櫓は天守と小天守の通路となり、三の門を防衛する構えです。








城内で見かけた侍の似顔絵
松山城二の重南の下見板張りの裏に描かれていたものです。
天守再建当時の大工が描いたと思われ、モデルは作事奉行であるでしょうか。










松平家歴代藩主の長刀
天明4年(1748)元日、松山城が落雷で焼失したとき、焼け跡から見つかった定行・定功・定静など歴代藩主の長刀です。







     


城から眺める
城からの眺めが素晴らしく、標高161mもある天守の最上階からのパノラマビューは必見です。

西には瀬戸内海、南には遠く石鎚山系が望めることもあります。
本丸広場は21時まで開放されているので、夜景を見に訪れる人も多くいます。

本丸公園から天守を正面に堀之内公園西側から城山を見上げる、のがおすすめのビューポイントです。

     


ロープウェイ・リフト
松山城本丸へは、歩いて登る4つのルートがありますが、どのルートもキツイ坂が続きます。

観光で訪れる方にはロープウェイまたはリフトを利用するルートがお勧めです。
ロープウェイは約3分、リフトなら約6分で、8合目に位置する長者ケ平に到着します。
そこから徒歩10分ほどで天守に到着。登城道を利用する場合は、約20~30分かかります。
運賃(片道)
大人270円、小人130円

城の散策を楽しんだ後は、帰りは下り坂なので徒歩も大丈夫です。


お土産屋さんで一息
生ジュース「せとか」は産地ならではの美味しいみかんです。
注文を受けてから搾りますので、実に新鮮でした。

所在地
〒790-0008  愛媛県松山市丸之内1
交通アクセス
(1)松山駅から路面電車で
大街道から徒歩で
(2)道後温泉から路面電車で
大街道から徒歩で

まとめ
松山城所要時間は、約1時間半から2時間程度です。
遠くから城を眺めるなら、本丸公園から天守を正面に堀之内公園西側から城山を見上げる、のがおすすめのビューポイントです。
行きはロープウェイまたはリフトを利用、帰りは徒歩がおすすめです。

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