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各地の名所を巡る

一枚岩を流れ落ちる『雪輪の滝』

緩斜面を全長約300m、幅約20mに流れるナメ滝

愛媛県宇和島市野川



雪輪の滝は愛媛県宇和島市野川の滑床渓谷にある滝で、日本の滝百選に選定されています。

花崗岩で出来た一枚岩の緩斜面を全長約300m、幅約20mに流れるナメ滝。

流れ落ちる水紋が雪の輪の様に見えることから、この名がつきました。

滑床渓谷駐車場から雪輪の滝まで30分ほどの距離で、渓谷を見ながら行くとよいでしょう。












滑床渓谷は花崗岩でできています。
ここは河鹿の滝。










鳥の岩付近で見かけた花。
渓谷にも春の訪れが感じられます。










   



ここは四万十川支流の目黒川に注ぐ渓流にあって、足摺宇和海国立公園の一角で、渓谷美と野生ザルで知られる滑床渓谷一番の景勝地です。

ここは出会滑で万年橋附近の駐車場から約10分です。








遊歩道は渓谷沿いに上流へと登っていきます。
左手には山から流れ落ちる水の音がごうごうと聞こえてきます。

夏の散策には涼しく感じられて心地よいでしょう。



  

  


途中、こんな面白い注意書きが。

注意
上方約10mに転石(3m×2m×2m)があります。
ただちに転ぶことはありませんが、通行時には上方に気を配ってください。
と書かれてありました。




     



なるほ。
遊歩道脇にあるこのでかい岩がそのようです。

ここを訪れた方々は、転げ落ちにように木で支えた様子がわかります。

そこで、私も左隅に落下防止の棒を備えてきました。
今度訪れるときが楽しみです。




    




花崗岩が水で浸食されたか、大きな円状になっていました。
ここから少し上がると、雪輪の滝が遠望できます。








    



雪輪の滝は花崗岩の巨大な一枚岩を流れ落ちる渓流瀑。
遊歩道から見えているのは全体の四分の一、80mほどで、全体の長さは300mあるそうです。

見えている部分だけでも一枚岩はなかなか目にすることができないと思います。

所在地
〒798-0001  愛媛県宇和島市(松野町)
交通アクセス
(1)国道381号から県道8号西土佐松野線経由県道270号滑床松野線へ。
滑床渓谷入口「万年荘」下車徒歩35分。








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