弥陀ヶ原はラムサール条約にも登録された貴重な湿原です。
高層湿原に見られる池塘が点在し、「ガキ(餓鬼)の田」と呼ばれる独特の景観をつくりだしています。
幾多の高山植物が咲き乱れ、秋には紅葉が広がります。
ケーブルカーと高原バスで行く
立山黒部アルペンルートの富山県側の玄関口・立山駅からケーブルカーと高原バスを乗り継いで弥陀ヶ原へ。
弥陀ヶ原の散策コースは
散策モデルコースはトレッキング初心者なら内回りコース(1km/1H)へ
、高山植物が美しい外回りコース(2.1km/2H)があります。
北に大日連山を望む広大な湿原を散策する内回りコース。
湿原に敷かれた木道を歩いていくと視界が開け、「ガキの田広場」に到着。
湿地にはガキ田と呼ばれる池塘が点在し、右手に標高2501mの大日岳が見えます。
初夏には高山植物のチングルマやゼンテイカが見られ、めずらしい高山蝶やトンボに出会えることもあります。
秋には草紅葉が見られ、色鮮やかな湿原を散策できます。
所要時間は約2時間で、じっくり散策が楽しめます。
立山駅総合案内センター
住所:富山県立山町芦峅寺千寿ケ原, 富山地方鉄道立山駅2階
電話:076-481-1500