西方寺は、宮城県仙台市青葉区大倉字上下にあるの寺院です。
一生に一度の願いであれば必ず叶うといわれております。
また、定義如来は平家の落人の郷という伝説が。
この寺も平家が壇ノ浦で滅亡した後、一族の平貞能が隠れ住み庵を結んで阿弥陀如来像を安置し安徳帝と一門の冥福を祈ったことに始まったとのこと。
定義如来 西方寺のみどころ
①山門
駐車場から数分、土産屋や食事処が並ぶ通りを真っすぐ歩いていくと山門あります。
西方寺の入り口である山門の両脇には、勇ましい顔をした金剛力士像がお出迎えです。
②御廟貞能堂
山門をくぐると正面には貞能公のお墓の上に建つ御廟「貞能堂」があります。
ここで参拝します。
③縁結びのご神木
縁結びの御神木として参拝者が後を絶たない「連理のケ欅」が立っています。
このご神木は2本の欅の木だそうで1本ではないとのことです。
成長するにつれて1本の木のように結ばれたことから「連理の欅」という名がつけられました。
貞能堂の左手前には、お守りの授け所や御朱印の受付所があり、「ご縁結び」の絵馬が手に入ります。
貞能堂の裏手にある山沿いに、縁結び専用の絵馬かけがあります。
④天皇塚
安徳天皇の遺品を埋め、冥福を祈ったと伝え 伝えられている塚。
日本で初めて武家政権を打ち立てた平清盛、娘である徳子を母に持つ安徳天皇。
わずか1歳4ヶ月で即位しましたが壇ノ浦の戦いで平氏が敗れ、6歳4ヶ月という短い生涯を閉じました。
その上に植えられた二本のけやきが、やがて一つに結ばれ「連理のけやき」となり、縁結び、子授かけの神木として拝まれるようになりました。
裏側から見ると、左側には子ども、孫の木が成長しています。
天皇塚連理のけやきの入口の長命水
年中枯れることがない「長命水」は冷たくてまろやかでした。
⑤将軍地蔵
勝軍地蔵と呼ばれているお地蔵様です。
貞能堂の裏側に安置されおります。
このお地蔵様に必勝祈願に参拝される方が多いそうです。
⑥一生に一度の願いが叶う「大本堂」
大本堂にはご本尊である定義阿弥陀如来が祀られております。
ここでは毎日ご祈祷が行われており、ご祈祷をしなくとも中に入って見学できます。
ご祈祷では、住所、名前、願い事を唱えていただき、ご本尊定義阿弥陀如来に自身の願い事を祈ります。
祈祷後には、願意と名前が入れられたお札とお守りをいただけます。
⑦西方寺 五重塔
裏参道の入口から右へ進むと、五重塔へと続く森の道を2~3分で五重塔へ到着。
目の前には立派な五重塔が堂々とした姿で立っていました。
五重塔は、平貞能公のご供養と人類の恒久平和を祈念するシンボルとして建立されたものです。
五重の塔を囲むように周辺の紅葉もきれいです。
大倉川に架かる橋から見る五重塔
五重塔を包むように紅葉と渓谷が美しい!
定義如来 西方寺のおみやげ屋さん
旧本堂前の参道には、たくさんのお土産屋さんがあります。
定義山といえば、三角油揚げがあまりにも有名でデカイ!厚い!と誰れもがビックリすると思います。
大きさは20cm弱くらい、厚みは3cmくらいあります。
定義如来 西方寺基本情報
住所 〒989-3213 宮城県仙台市青葉区大倉上下1
電話 022-393-2011
アクセス
市バス
仙台駅西バスターミナル10番乗場から乗車、終点定義下車
自家用車
東北自動車道宮城インターから国道48号線山形方面へ
熊ヶ根信号右折して10km
見学等料金 無料(有料にて境内案内も可)
見学時間の目安 40分~60分位
営業時間 7:30~16:30
駐車場 普通自動車 700台、大型自動車 10台