登山口となっている標高2,702mの畳平から登頂目指します。
ここもマイカー規制が行われており、長野県側の乗鞍高原観光センター前よりシャトルバスで出発。
ー 目 次 ー
1.剣ヶ峰(乗鞍岳)について
2.初心者の方も気軽に登れる山
3.剣ヶ峰(乗鞍岳)乗鞍岳コースと所要時間は
4.乗鞍岳のチェックポイント五つ
①畳平のお花畑を巡る
②富士見岳分岐からの眺め
③肩の小屋で休憩
④蚕玉岳(こだまだけ)
⑤剣ヶ峰山頂から見る大パノラマ
5.ここにも立ち寄りたい、頂上小屋
6.コースで見られる花三つ
①コマクサ
②クロユリ
③アオノツガザクラ
7.登山口へのアクセス
乗鞍岳は3,026mの主峰「剣ヶ峰」をはじめとする23の峰に7つの湖、8つの平原の火山からなる山です。
古くから信仰の対象とされ、頂上には乗鞍神宮の奥宮が設けられています。
登山口となる畳平から1.5時間程度で登頂でき、コースもよく整備されていることから、初心者が気軽に登れることでも知られています。
バス停乗鞍山頂(畳平)→肩の小屋→蚕玉岳(こだまだけ)→剣ヶ峰(乗鞍岳)→畳平お花畑→バス停乗鞍山頂(畳平)
畳平からは休憩を含めて約4時間あれば往復できます。
2813那須岳日帰り登山のアクセス方法は、マイカーを利用する方法です。
那須ロープウェイには、190台駐車可能な無料駐車場を完備しております。
また、那須ロープウェイから徒歩15分登った所には、166台駐車可能な峰の茶屋無料駐車場もあります。
夏から秋にかけてベストシーズンを迎えると大変混雑するので注意しましょう。
山頂までたどり着くまでに、見どころがいっぱい!
剣ヶ峰山頂からみる大パノラマ、畳平のお花畑など、見逃せない要所を紹介します。
①畳平のお花畑を巡る
お花畑1周約30分で高山植物観賞を楽しめます。
不動岳や恵比須岳に囲まれた窪地で、ハクサンイチゲやミヤマクロユリなどの高山植物が群生、7月中旬~8月中旬に花の見ごろを迎えます。
②富士見岳分岐からの眺め
お花畑の入り口に立つ雷鳥の碑を直進、急坂を上がると、富士見岳へ登る道と剣ヶ峰方面への分岐ポイントです。
夏でも雪渓が残っていることが多い不消ヶ池(きえずがいけ)と摩利支天岳(まりしてんだけ)の眺めが最高!
③肩の小屋で休憩
肩の小屋に行くまでの、遊歩道横のザレ場に7月ではコマクサを良く見かけます。
大雪渓や剣ヶ峰を眺めつつ広い砂利道を進むと、肩の小屋です。
6月下旬~10月上旬営業の山小屋で、食事や売店が利用できます。
野外にベンチやテーブルもあり、眺望のよい山小屋で一息つきましょう!
④蚕玉岳(こだまだけ)
乗鞍岳を構成する23の峰のひとつで、稜線をひと登りすると蚕玉岳山頂に到着します。
朝日岳と蚕玉岳の鞍部からはコバルトブルーの美しい火山湖、権現池を見下ろせます。
⑤剣ヶ峰山頂から見る大パノラマ
山頂には乗鞍本宮の奥社と鳥居が立っており、眼下には火山湖の権現池を見下ろす絶景。
天気が良ければ御嶽山や白山、中央・南・北アルプスまで見渡す大パノラマが楽しめます。
登山道沿いに立つ小屋で飲料のほか乗鞍岳を中心とする百名山のパノラマ図をデザインしたオリジナルTシャツ、手ぬぐい、バンダナなど売っています。
標高2,700mに広がる畳平のお花畑や剣ヶ峰登山コースで見られる花は沢山あります。
その中で、見かけた三つの花を紹介します。
①コマクサ
7月上旬~8月上旬が見ごろのコマクサは高山植物の女王!
馬の顔に似た淡い紅紫の花がきれい。
②クロユリ
これはミヤマクロユリで7月上旬から8月上旬に見られます。
暗緑色の花を下向きにつけるユリ科の多年草です。
草丈は10~30cmと低い花です。
③アオノツガザクラ
ツガに似た葉が特徴で、壺形をした淡い黄緑色を花下向きにつけてます。
畳平へのアクセス
畳平へ向かう際に通る乗鞍スカイライン(岐阜側)と乗鞍エコーライン(長野側)はマイカー規制が行われており、シャトルバスに乗り換える必要があります。
・長野県側(関東方面から)
長野自動車道「松本」IC―国道158号―県道84号―乗鞍高原・乗鞍観光センター
シャトルバスに乗り換え 距離約40km、所要時間約51分
・岐阜県側(関西方面から)
東海北陸自動車道「飛騨清見」IC―高山清見道路(無料)「高山」IC―国道41号―県道89号―国道158号―ほおのき平
シャトルバスに乗り換え 距離約47km、所要時間約56分
駐車場情報
乗鞍高原(長野側)
乗鞍観光センター(約200台/無料/トイレ有)
住所:長野県松本市安曇4306−5
ほおのき平(岐阜側)
ほおのき平駐車場(1,500台/無料)
住所:岐阜県高山市丹生川町久手