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各地の名所を巡る

八甲田山の山旅

赤倉岳・井戸岳・八甲田大岳に登る

「青森県青森市」

八甲田山は青森市・十和田市にまたがる一番標高の高いのが大岳(1,584m)です。
冬は豪雪地帯で有名、春夏秋は自然豊富な山となり、湿原や紅葉が素晴らしく、トレッキングが盛んな山となります。
範囲が広大なので、コース・ルートもいろいろ選べ、初心者でも難易度の低いコース・ルートを選んだり、日帰りのコース・ルートも選べます。



ー 目 次 ー
1.八甲田大岳への登山口は二通り
2.八甲田大岳登頂ルートと所要時間
3.八甲田山
 (1)赤倉岳(1,548m)
 (2)井戸岳(1,550m)
 (3)八甲田大岳(1,585m)
4.田茂萢(たもやち)

5.毛無岱
6.八甲田ロープウエイ基本情報

1.八甲田大岳への登山口は二通り

田茂萢岳登山口のある八甲田山ロープウエイ駅からと酸ヶ湯温泉登山口から登頂することができます。
①田茂萢岳登山口
八甲田山に車で行くには、東北自動車の青森中央IC下車、国道7号線、国道103号線から田茂萢岳登山口のある八甲田山ロープウエイ駅。
②酸ヶ湯温泉登山口
山麓の名湯・酸ヶ湯温泉からの周回コースは八甲田山ロープウエイ駅から車で15分、酸ヶ湯温泉登山口へ。
今回紹介するのは、八甲田山ロープウエイを利用して八甲田大岳登頂です。



2.八甲田大岳登頂ルートと所要時間

八甲田山ロープウエイを利用して八甲田大岳を往復です。
・八甲田山ロープウエイ山麓駅→山頂公園駅→湿原展望台→赤倉岳→井戸岳→八甲田大岳
・所要時間は4時間30分



3.八甲田山

(1)赤倉岳(1,548m)
樹林帯が切れると、急登が待ち受けています。
赤倉岳噴火口に出ますが柵があります。
赤倉岳山頂までの断崖は風が強いので注意して進みましょう。

祠の先にある赤倉岳の山頂です。
周囲にはハイマツ帯が見られ、その向こうにはこれから登る八甲田大岳が待っております。

(2)井戸岳(1,550m)
すりばち型のくぼ地は噴火口で、直径200m、深さが60mあります。
溶岩や火山灰の噴出路が陥没してくぼ地となったのが噴火口です。
大岳に登る途中から撮影、左下方の建物は大岳避難小屋と正面の山が井戸岳。

この付近には、イワギキヨウ、イワブクロなどが見られます。
井戸岳山頂で咲いていたイワブクロ
岩場に生え、花が袋状になるところから名づけられ、別名タルマイソウと呼ばれます。

(3)八甲田大岳(1,585m)
八甲田大岳への道は足場よくありません。
浮石が多く、一度石につまずき転倒、三度ほど足を滑らせそうになりました。
今までになかった体験です。
幸い、捻挫や擦り傷もなくてよかったです。

八甲田大岳山頂の中ほどに一等三角点があり、360度の展望が広がっております。
遠方の山は岩木山。

ブログ「たび旅日記」に掲載
八合目から登る岩木山
http://tabitabi21.blog.fc2.com/blog-entry-281.html
あわせてお楽しみください。

4.田茂萢(たもやち)

田茂萢は、八甲田ロープウエイで登って約20分で到着できます。
8の字に作られた木道があり、この木道を「ゴードライン」呼び、ここを歩くことができます。
初心者でもロープウエイでこられますので、ここでハイキングをして下山する人もいます。



5.毛無岱

下方に見える湿原が毛無岱で、上下二段に分かれて上毛無岱、下毛無岱とよんでいます。
八甲田の湿原では規模が大きく、春から夏にかけて花々、秋の草紅葉がみごとだそうです。
毛無岱までの距離が長く、道も一般の登山道に変わりますのである程度の服装と体力が必要です。



6.八甲田ロープウエイ基本情報

住所 〒030-0111 青森県青森市荒川寒水沢1-12
電話 017-738-0343
交通アクセス
(1)青森駅からバスで60分
八甲田ロープウエイ駅前から
(2)東北道青森ICから(国道103号(八甲田・十和田ゴールドライン)経由)
(3)青森道青森中央ICから(国道103号(八甲田・十和田ゴールドライン)経由)
営業時間
 始発 9:00から15~20分間隔で運行(ロープウエイ乗車時間 片道約10分)
 終発 3月1日~11月上旬/16:20、11月上旬~2月末/15:40
料金
 往復 大人(中学生以上):2,000円、小人(小学生):700円
 片道 大人(中学生以上):1,250円、小人(小学生):450円




八甲田登山は「旅日記」にも掲載しています。
「赤倉岳・井戸岳・八甲田大岳に登る
 http://tabitabi21.blog.fc2.com/blog-entry-280.htm

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