真っ白な砂浜と緑の林が1.6kmに渡り曲線を描く美しい海岸です。
足摺宇和海国立公園の東側に位置、雄大な浜辺で波静かな砂浜は、潮干狩りやキャンプ場としても有名。
この海岸は、アカウミガメの産卵場所でもあり、天然のハマグリがとれる日本でも数少ない場所です。
全国でも数少ない砂浜から海岸林まで連続した豊かな自然であるからこそウミガメが訪れているのです。
駐車場から数分で砂浜へ。
散策に訪れて方でしょうか、立て看板に美しい花で編んだ花の輪が飾られていました。
大岐海岸に広がる海岸林は、海から吹く強い潮風から家や畑を守る防風林として、江戸時代にクロマツを植えたことが始まりです。
昔は白砂青松のはまとして有名で「大岐の松原」と呼ばれるようになりましたが、マツクイムシにより被害でクロマツは大部分が枯れました。
これまで風や鳥などの動物によって運ばれたと思われる様々な種子が林の中で育ち、現在では常緑広葉樹とした巨木の海岸林となりました。
白い砂浜にエメラルドグリーンの海が視界に入ってくる瞬間は感動的。
足摺岬の北側にある、とてもきれいな砂浜のある澄んだ海の海岸を散策してみてはいかがでしょうか。
住所:高知県土佐清水市大岐
アクセス:中村駅からバスで40分