福井県嶺南地方にある敦賀市に、越前國一之宮でもある気比神宮(氣比神宮)があります。
歴史は古く、建立は飛鳥時代とされていて日本三大鳥居の一つがある神社としても知られています。
気比神宮のシンボル大鳥居
以前は東側の参道に建てられていましたが、災害などで倒壊しました。
1645年に旧神領地の佐渡から奉納された大木で再建されたのが、西門の現在の鳥居です。
広島県の厳島神社と奈良県の春日大社と並び、日本三大鳥居(日本三大木造鳥居)と呼ばれています。
パワースポット気比の長命水
大鳥居から二の鳥居の手前にある長命水。
亀の口から湧き出ている霊水は、「この水を一口、年の初めに飲むとその年は健康でいられる。」の言い伝えも。
気比神宮は越前国一之宮でもあり、北陸道総鎮守ともされ、明治時代には官幣大社となった格式の高い神社です。
ご祭神は伊奢沙別神・仲哀天皇・神功皇后・日本武尊・應神天皇・玉妃命・武内宿禰命の合計7柱。
主祭神の伊奢沙別命(いざさわけのみこと)は御食津大神(みけつおおかみ)とも称される気比神宮にのみ祀られています。
また、気比の地名は「食の霊(けのひ)」が由来とされ、主祭神が食物を司るところからついた名のようです。
気比神宮
住所:福井県敦賀市曙町11-68
電話番号:0770-22-0794
参拝時間:6:00~17:00
アクセス
JR北陸本線「敦賀」下車徒歩約15分、北陸自動車道「敦賀IC」下車約10分