宮地嶽神社へ石段を上がり終え振り向くと、向こうに玄界灘を望むことができ、玄界灘からこちらへ参道が伸びます。
海辺からここまでの距離は800mの直線。
道の向こうに、少し霞んでいますが、相島(あいのしま)が見えます。
CM撮影で有名な場所で、JALの嵐キャンペーンで「1年に2回見れる光の道」で一躍、観光名所となった宮地嶽神社です。
2月と10月のある時期だけ、神社から海に伸びる1本の道の延長線上に夕日が沈む姿を見ることができるそうです。
あいにく、訪れたのは4月3日なのでその場面をみることができませんでした。
境内に写真がありましたので、パチリ!その時期に来てみたいと思わせる素敵な光景です。
日本一の大注連縄
拝殿入り口には、直径2.6メートル、長さ11メートル、重さ3トンの大きな注連縄(しめなわ)が掛けられています。
この大注連縄は、昔ながらの御神田で育てられた稲のわらを、毎年丹精込めて綯(な)い、架け替えるそうです。
楼門の手前、参道右手に手水舎がありますの、でここで心身を清めてから楼門へと向かいます。
宮地嶽神社内には「奥の宮八社」と呼ばれる社が祀られていいます。
「一社一社をお参りすれば大願がかなう」といわれ、昔から多くの人が訪れているそうです。
七福神社は福徳を授けてくれる神様として信仰されている七福神が祀られています。
不動神社は、日本一の横穴式石室古墳の中に「お不動様」が祭られています。
万地蔵尊は、子供の守り神として祭られている社です。
恋の宮は、あわしま様(淡島神社)とぬれがみ様(濡髪大明神)が、併せ祭られている。
女性の心身内外を守るとされています。
三宝荒神は、台所や調理の神様として信仰。
薬師神社は、薬師如来が祭られ、あらゆる病気や怪我を避けたい人の信仰が強い。
稲荷神社は稲の豊かな実りを守る神様から転じて商売繁昌をお願いする神社です。
拝殿のどこかに、小さな「なで牛」の像が佇んでいます。
触ると体のわるい箇所が治ると信仰されており、これまで多くの人になでられています。
大きさは50cmほどでそれほど大きくなく、目立たない場所に祭られているので、ぜひ探し出して触っていただきたいと思います。
ヒントは、“大注連縄の近く”!!!
宮地嶽神社(みやじだけじんじゃ)
所在地:福岡県福津市宮司元町7-1
電話: 0940-52-0016
アクセス
博多駅から JR鹿児島本線 小倉方面へ 快速電車25分 各駅停車35分 福間駅下車
福間駅前から西鉄バスで10分 宮地嶽神社前下車
福間駅前から徒歩25分(約2km)