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各地の名所を巡る

新元号「令和」ゆかりの地巡り

坂本八幡宮~太宰府政庁跡~太宰府天満宮

「福岡県太宰府市」

坂本八幡宮
2019年4月1日に新元号「令和」が発表されました。
予定に太宰府天満宮を巡ることから、そのゆかりの地である福岡県太宰府市の「坂本八幡宮」を散策することに。
こちらが新元号「令和」ゆかりの地である「坂本八幡宮」です!


坂本八幡宮の概要
「坂本八幡宮」は、福岡県太宰府市の大宰府政庁跡の北側300mほどのにある小さな神社で、応神天皇(おうじんてんのう)が祀られています。
大和朝廷時代、太宰帥(だざいのそち/だざいのそつ)=大宰府長官の屋敷があったと伝えられており、歌人・大伴旅人も太宰帥として赴任してたとされているそうです。
新元号が発表され、ニースで話題になったこともあり、ここにご参拝に訪れる方が増えて駐車場(無料)や神社も大混雑。
太宰府天満宮近くの西鉄太宰府駅からバスを利用(100円)しました。



境内の脇には大伴旅人の万葉歌碑が設置されています。
歌の解説として、「萩の花が咲き初める初秋、牡鹿が牝鹿を求めて鳴く求婚の甲高い声にも、妻を想う自分の心を重ねずにはいられないのであった」と説明がありました。
大伴旅人は大宰師に赴任してまもなく奥さんを亡くしたそうで、そんな旅人の心淋しい気持ちを詠ったもののようです。



坂本八幡宮
住所:〒818-0133 福岡県太宰府市坂本3-14-23
寄駅・路線
都府楼前駅 から徒歩9分(749m)、西鉄五条駅 から徒歩17分(1.4km)、西鉄二日市駅 から徒歩19分(1.5km)
バス停・路線
大宰府政庁跡バス停 から徒歩6分(417m)、関屋バス停 から徒歩8分(563m)、文化ふれあい館バス停 から徒歩8分(578m)

     

九州全体を治めた役所「太宰府政庁跡」
〒818-0101 福岡県太宰府市観世音寺4丁目6−1
太宰府政庁は当時、諸外国との交渉の窓口でもあり、平城京・平安京に次ぐ規模の役所。
筑前国分寺跡以上に立派な礎石が残っており、その史跡の巨大さを感じることができます。



太宰府天満宮
福岡県太宰府市宰府にある神社。
大宰権帥として大宰府に左遷され、この地で亡くなった菅原道真を祀り、学問の神として知られております。



牛の像がお迎え
太宰府へ続く参道の入口に案内所がありますので見学ルートを訪ねるとよいでしょう。
ここからは牛の銅像があり、太宰府天満宮の中には約10体もの牛の像があります。



橋を渡り、身を清める太宰府の境内に入ると橋のかかった池があり、この池は上空から見ると「心」という漢字の形に見えるという「心字池(しんじいけ)」だそうです。
池には本殿へと続く橋が3本かかり、それぞれ「過去」「現在」「未来」を表すとのことです。
この橋を渡ることにより、心と身体が清められた状態で神様の前に進めると言われているそうです。



右側に手を洗う場所「手水舎」(ちょうずや)。
太宰府天満宮に限らず、日本で神社をお参りする前には、身体の汚れを落とす、身を清める習慣があります。
中央が「楼門」(ろうもん)と呼ばれ、太宰府の門は、表と裏(池の側と本殿側)で形状が異なる、珍しい門です。
池側から見ると屋根が2つありますが、本殿側から見ると1つだけに見えます。



太宰府天満宮は梅の花の名所として知られており、1月下旬〜3月下旬が梅のシーズンで、かぐわしい梅の香りと可憐な花が訪れる人を楽しませます。
しかし、すでに梅の花は終わっていました。残念!



如水の井戸
福岡藩主黒田長政の父孝高(如水は法号)は、天満宮を深く崇敬して、此処に草庵を建て、二年間隠棲の際使用した井戸です。
その右後ろの木は黒田家ゆかりの目薬の木です。



おみやげ店がたくさん立ち並ぶ参道は訪れた人でにぎやか。



太宰府にお参りに来たら、名物の梅ヶ枝餅(うめがえもち)。
「梅」という名前がついていますが、梅干しが入っているわけではありません。



餅の中にあんこが入った意外とシンプルなお菓子です。
外はパリパリ、中はもっちりとした素朴な味わいで、2個も食べられそうです。



      

太宰府天満宮は、全国に12,000社ある菅原道真公をお祀りする天神様の総本宮で、学問の神様として知られています。
903年、道真公は住まいの大宰府政庁の南館(榎社)にて生涯を終えましたが、門弟が亡骸を牛車に乗せて進むと牛が伏して動かなくなったことから、この地に埋葬されました。



太宰府天満宮
住所: 〒818-0117福岡県太宰府市宰府4丁目7-1
電話: 092-922-8225
交通アクセス
(1)西鉄太宰府駅から徒歩で5分
料金:備考:大人300円(宝物殿)・200円(菅公歴史館)

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