本文へスキップ

各地の名所を巡る

出雲大社

神々が集う、大いなる社

「島根県出雲市大社町」

縁結びの神様として名高い、神話のふるさと出雲を象徴する出雲大社。
その由来や歴史御、参拝ルート、参拝の作法や出雲大社周辺の観光スポットなどをご紹介いたします。



ー 目 次 ー
1.出雲大社の由来
2.出雲大社の歴史
3.手水舎の作法について
4.御参拝の作法について
5.御本殿までの境内スポットは
6.基本情報

7.出雲大社周辺の観光スポット

1.出雲大社の由来

縁結びの神・福の神として名高い「出雲大社」は、日本最古の歴史書といわれる『古事記』にその創建が記されているほどの古社で、明治時代初期まで杵築大社と呼ばれていました。
主祭神はだいこく様として馴染みの深い「大国主大神」で、『古事記』に記される国譲り神話には、大国主大神が高天原の天照大神に国を譲り、その時に造営された壮大な宮殿が出雲大社の始まりといわれています。



出雲大社の歴史

出雲大社の歴史
現在の本殿は延享元年(1744)造営されたもので高さは約24mです。
出雲大社の社伝によれば、太古の時代、出雲大社本殿の高さは現在の4倍、約96mもあったそうです。
また、平安時代の頃には約48mあったと伝えられています。



3.手水舎の作法について

参拝の前に手水舎で手と口を清めましょう。
現在は新型コロナウイルス感染予防のため、ひしゃくは使用できないそうです。
案内所で確認しましょう。
通常の清め作法は
(1)右手で水をくみ左手を清めます。
(2)左手に持ち替えて右手を清めます。
(3)ひしゃくを再度右手に持ち左手で水を受けて口をすすぎます。
(4)もう一度左手を清め、最後にひしゃくを立てて柄の部分を清めます。
(5)ひしゃくを戻します。



4.御参拝作法について

四の鳥居(石、鋼、鉄、銅)をくぐると正面に拝殿がありますので、最初ここでお参りをしましょう。
通常は参拝者の御祈祷や、古伝新嘗祭をはじめとした、様々な諸祭事が行われています。

出雲大社のお参りの仕方は、一般的な神社と異なり「二礼四拍手一礼」です。
(1)二度拝礼をします
(2)次に四回柏手を打ちます
(3)最後にもう一度拝礼します。
境内の全ての社も同じです。



5.御本殿までの境内スポットは

①勢溜(せいだまり)の大鳥居
大きな石碑とともに立つ高さ8.8m、横幅12mの鋼管製の大鳥居は出雲大社の正門で、この先から参道が始まります。
神門通りの入り口にある宇迦橋の大鳥居から出雲大社本殿までは合計4基の鳥居があり、ここは二の鳥居です。



②祓社(はらえのやしろ)
出雲大社の参道は全国でも珍しい下り参道があります。
ここに祀られている四柱の祓戸神に私たちが知らぬ間に犯した心身の汚れをはらい清めます。



③松の参道
祓橋(はらえのはし)を渡ると、三の鳥居と日本の名松100選に選ばれている見事な松並木が続きます。
参道は中央と両側の三つに分けられ、中央は神様の通り道で、昔は神職や皇族の方以外は通行でなかったそうです。
いまでも参拝者は端を歩いています。



④銅鳥居
四の鳥居は青銅製で、天正8年(1580)に毛利輝元によって寄進したもので、寛文6年(1666)に輝元の孫、毛利綱広(長州藩主)が現在の鳥居に作り直しました。
銅製の鳥居としては、わが国で最も古い鳥居です。



⑤八足門
門の鴨居部分に葩瑞獣と流水紋の美しい彫刻がほどこされています。
ここは御祭神に最も近づける門で、通常はここから御本殿を参拝します。
御本殿と八足門の間には楼門があり、正月五カ日は八足門が開放されて楼門前まで入る事ができます。

⑥御本殿(国宝)
現在の御本殿は延享元年(1744)に再建されたもので、平成の大遷宮で大屋根や千木などが新装されました。
高さは約24m、桧皮と、千木・勝男木を頂く姿を拝することができます。
御神体は稲佐の浜のある西の方角を向いて鎮座されており、本殿正面からは神様を横から参拝する形になります。
奥の大きな屋根が見えるのが御本殿です。

⑦彰古館(しょうこかん)
境内北西の隅に建つ木造二階建ての建物です。
1階にはだいこく様・恵比寿様の像が展示され、2階には出雲大社の信仰に関する資料が展示。

拝観料/200円
開館時間/8:30~16:30(入館は16:00まで)
開館期間
・土曜・日曜・祝日
・大祭礼期間(5/14~5/16)
・神在祭期間(旧暦の10/11~10/17)
・正月(概ね元日~5日迄)
・大型連休期間(ゴールデンウィーク他)



⑧境内のうさぎ
神話「因幡の白兎」を基に作られた「ご慈愛の御神像」の他に、出雲大社境内にはウサギたちがいます。
御本殿裏・神苑・神楽殿周辺等、境内を散策してウサギを探しましょう。



⑨神門通り
勢溜から宇迦橋まで700m続く出雲大社の門前町です。
名物の出雲そばや出雲ぜんざいなどの食事処やカフェ、縁結びグッズなどのお土産屋などが立ち並びます。
置き座でひと休みもできます。


6.基本情報

出雲観光協会大社観光案内所
住所:島根県出雲市大社町杵築南780-4
電話:0853-53-2298


7.出雲大社周辺の観光スポット

年に一度、全国の神様が上陸する「稲佐の浜」

出雲神話に出てくる「国譲り」の舞台として有名な海岸で、日本渚百選にも数えられています。
住所 〒699-0702  島根県出雲市大社町
交通アクセス
(1)JR出雲市駅からバスで25分(のりかえ)バスで5分
駐車場
無料 20台



日御碕神社

島根半島の西端に位置する景勝地、日御碕に鎮座する神社です。
現在の社殿は江戸時代初期の寛永12年(1635年)、江戸幕府3代将軍徳川家光の命により造営が始まります。
その後、修理を重ねながら現在まで受け継がれています。



住所 〒699-0763 島根県出雲市大社町日御碕455
電話 0853-54-5261
交通アクセス
(1)JR出雲市駅からバスで45分
出雲大社からバスで20分
(2)山陰道出雲ICから車で35分
駐車場 有

バナースペース

日本縦断 くるま旅

たび旅日記