山門(三門)重要文化財
寛延三年(1750年)に建立された二層入母屋造りの門で、楼上には輪王寺宮筆の「善光寺」と書かれた額が掲げられています。
これは「鳩字の額」と呼ばれており、3文字の中に鳩が5羽隠されています。
山門の二階の回廊を巡ることができます。
ここから見る善光寺参道の眺望を楽しめます。
山門から仁王門の間には、大きな六地蔵や、延命地蔵があります。
仁王門
善光寺大地震などで二度焼失し、現在は再建されました。
この門には善光寺の山号である「定額山」の額が掲げられています。
1342
仁王像および背面の三宝荒神像・三面大黒天像は、近代彫刻の巨匠高村光雲と米原雲海の合作です。
1344本堂までの石段を半分くらい上るとに立派な仁王像が。
経蔵 重要文化財
宝暦九年(1759年)に建立された宝形造りのお堂です。
内部中央には八角の輪蔵があり、その中には仏教経典を網羅した『一切経』が収められています。
輪蔵に付属している腕木を押し回すことでこの『一切経』を全て読んだことと同じ功徳が得られるといわれています。
また、経蔵内には輪蔵を考案した傅大士、並びに伝教・慈覚の両大師像が祀られています。
日本忠霊殿・善光寺史料館
戊辰戦争から第二次世界大戦に至るまでに亡くなられた240万余柱の英霊を祀られています。
1階には絵馬などを通して全国に根付く善光寺信仰の歴史を垣間見ることができます。
1358知恵を授けてくださる仏様の文殊菩薩が祀られており、648年に修験道の開祖と言われる「役の行者」が開いたと記されています。
「三人寄れば文殊の知恵」という言葉がありますが、ここ文殊仙寺が発祥の地と言われています。
ぎっしり具が詰まったおやき
信州に来たら食べたいのがおやき。
野菜やあんこなどの具を小麦粉で作った皮で包んだ郷土食です。
定番人気は野沢菜。
このほかにも切り干し大根、なす、きのこ、かぼちゃ、あんこと全6種類の味がそろっています。
できたてほやほやのもちも感でおいしさが楽しめます。
ぜひ、食べ比べてみてはいかがでしょうか。
住所 〒380-0851 長野県長野市元善町491
料金
大人500円 高校生200円 小・中学生50円
善光寺周辺の観光スポット
武田八幡宮
弘仁13年(822年)の創立と伝わり、古くから甲斐源氏によってあがめうやまうとされてきた神社です。
甲斐武田氏の祖であり甲斐源氏の総領となった武田信義は、武田八幡宮を氏神とあがめ、この地に居館を構えたといいます。
住所 山梨県韮崎市神山町北宮地1185
お問い合わせ先
0551₋22‐1991(韮崎市観光協会)